今回FIFINEのBM88Wを購入したので、個人的な所感をお伝えします。
これはいわゆる「ロープロファイル」と呼ばれているタイプのマイクアームで、台座からアーム部分までの高さが低く設計されていることが特徴となっています。
これにより、通常のマイクアームより存在感を抑えたり、またモニター下などの低い位置のスペースを有効的に使うことが出来ます。
開封
外箱はこちら。真っ黒の箱なので白色が入っているか不安でした...

中にはきちんと白の本体が、丁寧に梱包されていました。

同梱物
同梱物はこちら(公式サイトより引用)

- マイクアーム本体
- デスク固定用クランプ
- ヘッド部分
- 1/4→3/8変換アダプタ
- 3/8→5/8変換アダプタ
- 六角レンチ
- マニュアル
設置例

使用しているマイクはHyperX Solocastです。メーカー統一したいので今後改めてFIFINEのマイクも購入しようと思います...
最大まで伸ばすと70cm程度で、デスク奥に設置しても余裕をもって口元に伸ばすことが出来ます。

また、デスク用クランプの開口幅は2~6cmと余裕があります。奥行きは5cm以上あれば設置可能です。
この条件であれば、ほとんどのデスクに設置できるのではないのでしょうか。
耐荷重も1.5KGあり、安定してマイクを支えることが出来ます。
良かった点
1.塗装の質感
金属らしい光沢のある塗装ではなく、ざらざらとしたマットな質感の塗装が施されています。
本商品の値段を考えると、同価格帯の他製品とは違い高級感が感じられます。
特に白色は光沢が目立ちがちなので、こういったマットな質感は個人的にかなり好みでした。
2.金属製の為、耐久性や安定性が高い
ほぼすべてのパーツが金属製(一部プラスチック)の為、耐久性は非常に高いと思います。
また、本体重量も1.3KG程度あり、アーム部分を操作する際にぐらつくことも少なく感じます。
3.ケーブルホルダー付属で配線整理しやすい

アームの下部には配線を収納するためのトレーも存在し、ケーブルを上手く隠すことが出来ています。
自身の環境ではマイクのケーブルも白いものを利用していますが、黒色のケーブルでも無理なく馴染ませられると思います。
気になった点
1.マイク接続部の可動域が狭い

マイクを接続しているヘッド部分の可動域が狭く感じました。180度は動かせますが、それ以上動かすことはできません。
2.クランプ接続部のアームが上下に動かせない

ロープロファイルである以上動かすこともないかと思いますが、付け根部分のアームは水平移動しかすることが出来ません。
総評
値段を考えるとコストパフォーマンスに優れたマイクアームだと思います。
特に塗装の質感が高く、操作性も十分高いので、ロープロファイル用のマイクアームをお探しの方はこの商品で十分満足できるかと思います。